はじめに、確率の意味を考えます。
●サンプル構成
スピリット 25
マジック 10
ネクサス 5
個人的に考えた標準的な枚数の構成です。
これをベースに統計データを整理します。
○初手に来るスピリット:マジック:ネクサスの割合
・スピリット → 2.7±0.3枚
・マジック → 1.2±0.1枚
・ネクサス → 0.1±0.1枚
これは、10回の試行の統計データです。
これだけを見ると割と現実的な数値であるように見えます。
○30回の試行中、初手にあるスピリット数
このような分析データもあります。
ご覧のように、統計によると3枚弱のスピリットが多いはずが
それ以外のほうが多いという結果がでます。
さて、
ここまでの記述内容に不確定な要素が沢山あります。
・的確な測定回数な上での統計データなのか
・測定回数が異なるデータの比較に意味はあるのか
→測定回数が少なすぎるのではないだろうか
測定回数を1000回、10000回と繰り返せば、おそらく値は収束するでしょう。
しかし、
その値に意味はありません。
同じデッキで1000回や10000回対戦することは、まずないでしょう。
仮にそれだけの回数をこなしたとしても
「1000回やればちゃんと回るんだ」
この発言に意味はあるでしょうか?
つまり、
いくら計算上で回るデッキレシピが存在したとしても、それは意味がありません。
ただし、
計算上で回らないデッキレシピにも意味はありません。
公開したマクロは
回るデッキを作るため
ではなく
回らないデッキを作らないため
この認識で使用してくださるといいと思います。